みなさんこんにちは。

古本幸です。

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「新しい友人」


今回のテーマは
「できることに目を向けて」です
 
時がたつのが早いもので、気づけば2022年2月です。

まだお正月気分が抜けきっていません。箱根駅伝の興奮をあともう1ヶ月くらい引きずりそうです。
 
寒い日が続いていますが、皆様いかがですか?
 
体も固まってしんどい日もあると思います。
 
私もPDになって、6年目になりました。
 
この6年、長かったような短かったような。 発病する前のことが最近のように感じるけれど、もう5年が過ぎたのか!とキーボードを打ちながら 自分でびっくりしています。
 
この5年間で、できなくなったことはもちろんたくさんあります。
車の運転も、ヒールを履いてお出かけすることも、フルタイムで働くこともできなくなりました。
 
みなさんもできなくなったことがあると思います。
失う、ことは辛くて苦しいことですよね。
運転ができなくなったけれど、その分遊びに行くときは家まで迎えに来てくれる友人や 犬を乗せても何も言わない優しいタクシー運転手さん… ありがたいと感じることや人の優しさに触れることも増えました。
 
何かを失ったり、困難だと感じることがあったとき、私は4つのことを考えたり書き出したり、意識をしてみたりしています。
 
 
●I can   私は〇〇できる
過去に困難なことがあったとき、どう乗り越えたか、を考えてみます。 現在進行形だけど、PDになったけど、今生きてるじゃん!って、頑張ってるよ、って自分を褒めてみたり、 すごく悲しいことがあったけれど、そういえば乗り越えてる!とか…そういうことを考えてみています。
 
 
●I have   私は友人・知人がいる
自分の友人や知人、今は疎遠になっているけれどお世話になった方のことを思い出します。 そうだ、一人じゃないんだ、と思えます。安心できます。
 
 
●I like   私は〇〇が好きだ
好きなこと、楽しかったこと、大切な人のことを考えてみます。 もちろん好きな映画やテレビをみたり、音楽を聴いたり、好きなことをしてみたり…ワクワクすることを考えてみたり、実際に自分にご褒美してみたりします。
 
 
●I am    私は○○である
褒めてもらえたこと、や自分の強みを思い出してみます。 愛犬家、とかでも、なぜか猫が寄ってくる、とか、足の人差し指が親指よりすごーーーく長い!
とか… なんでもいいから、すごい!ということ。
 
私にしか持っていないことを思い出したり、実際に聞いてみたりします。
 
自分でも気づかなかった自分に気づくことができると思います。
 
 
この4つは、国連の「幸福・ウェルビーイングプロジェクト」の主要メンバーでもある、 イローナ・ボニウェルさんという心理学の研究者が、心の回復・適応力(レジリエンス)を高める方法のひとつとして紹介している方法です。
 
 
ご興味ある方は、「4つのレジリエンス・マッスル」で調べてみてくださいね。
 
 
できないことに目を向けがちだけど、できることもあると思います。 できるようになったことも、PDになって得た物事もあると思います。
 
 
それは凄いことだし、きっと良い経験です。みんな頑張っていて凄い!と思います。
 
365日の中には雨の日や雪の日や風の強い日もあるけれど、暖かくて幸せだと思えるお天気の日もあります。
 
もちろん落ち込むときもありますが、そろそろ立ち直ろう!と思ったときはよかったら思い出してみてくださいね。
 
 
古本幸
 
 
 
 
 
 

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