自己紹介✨ Maki
2021.06.21 更新
皆さん、タイからサワディーカー!
PDCafeオンラインでは「東洋医学講座」を担当しています、タイ在住、鍼灸師のMakiです。
ブログは初投稿なので、ちょっとドキドキしていますが、PD Cafe海外担当として、元気いっぱい南国の国、タイからお届けしたいと思います!
早速皆さんへ質問です。
東洋医学や鍼灸に対して、どんなイメージをお持ちですか?
「考え方ややっていることがわかりにくい。」
「何に効果があるのかわからない。」
「なんとなく胡散臭い。」
(最後は悪口ですね笑)
など、ネガティブなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?
確かに東洋医学の概念は、日本では学校で習うものではないですし、理解されにくいのかなと思います。
こちらのブログでは、東洋医学のことを身近に感じていただけるように、また、東洋医学の治療法の一つである、鍼灸施術について興味を持っていただけるような内容にしたいと思っています。
そしてたまに、タイ情報もお届けします!
初回の今日は、『東洋医学って何?鍼灸ってどんなもの?』を解決したいと思います。
東洋医学は、【黄帝内経(こうていだいけい)】という中国古代の医学書で2000年の歴史がある医学書が元になっています。そこに鍼灸の基礎も書かれています。
日本には、6〜7世紀ごろに遣唐使や遣隋使によって中国から渡来したと言われています。日本に渡ってきた後は、日本の気候や風土、思想などに適した形で工夫改良されていきました。
ちなみに鍼灸は、東洋医学の一つの治療法となります。
鍼灸以外に、漢方、あん摩マッサージと言った技術もあります。
現在日本の鍼灸の種類は、
古典的鍼灸・・・・日本独自に改良された考えの鍼灸
中医学的鍼灸・・・中国の元来の考えを基礎とした鍼灸
現代医学的鍼灸・・西洋医学を基盤として考える鍼灸
などが存在しています。
(ちなみに私は、中医学的鍼灸と現代医学的鍼灸を混ぜて施術をしています!)
皆さんのお住まいの街にも、鍼灸院はいくつかあると思いますが、上記記載の一つを踏襲しているところもあれば、いくつかを混ぜて治療している院など、治療の考え方は、その院の方針や先生によって変わります。
きっとここで疑問が湧くでしょう。
「その種類によって、効果がある疾患は違ったりするの?」
鍼灸師になる前からこれまで、様々な施術を受けてきた私から言わせていただくと、種類による適応疾患というのはないと思います。どの種類の施術を受けても、体には必ず良い反応をもたらしていきます。
そこがとっても不思議ではあるのですが、みんな違ってみんな正解という感じです。
自宅から駅まで行く道のりは、いくつも存在すると思いますが、必ず駅までたどりつきますよね?
そんなイメージです。
初回の今日は、東洋医学と鍼灸についてお伝えしました!
次回は、「鍼灸ってどんな疾患に効果があるの?」ということで、私の大好きな鍼灸についてもう少し深く触れていきますね。
お読みいたきありがとうございました✨