予約はすんなり取れたが問題はどうやって先生のところまで行くかだ。
その頃の私は体はヨレヨレ、心はズタズタ。
とても人混みを掻き分け、電車を乗り継いで2時間近くの道のりを行くパワーは持っていなかった。
さーて困った予約は平日。夫の力を借りるわけにはいかない。
こんな時に頼りになるのは妹。ところが妹はペーパードライバー。
そうなると残るは唯ひとり、お父上しかいない……
でも70歳を過ぎた父に自宅から我が家まで2時間弱を迎えに来てもらい、先生のところへ2時間弱。
これを往復。
若者だって疲れるのに、ましてや白内障の見えなてない目でトンネルをいくつも超え……考えただけで疲れた。
予約の日がやって来た。
父の“大丈夫だ、任せておけ”の一言を信じとりあえず1回目を出発することに。
左右側確認担当は、助手席の妹が、後方担当は後部席の私が確認し父の運転で高速道路へ。
後ろからトラックにあおられ妹の誘導で車線変更。
行くだけでドッと疲れ、また帰り道キャーキャー言いながらのドライブ。
健康に近づける為の足ツボなのに、これから毎回心臓バクバクさせてのドライブ。
新たな症状が出て来そうなので5回程で新しい作戦を考えることに。
なんちゃって主婦
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